本日の夕日

赤い夕日と赤信号。


夕方前の出来事ですが、北陸の秋の風物詩「たけふ菊人形」の会場へ。
地元の文化にはいち早く触れておかねばなりません。


会場には大菊などの約１万鉢もの菊花が咲き誇りっています。
赤ん坊の頭ぐらいある菊の花。ここまで大きな菊を見るのは初めてです。
北陸の各県知事、農水相などの受賞作品が並びます。




菊に飾られた五重塔。

菊人形館では華やかな菊の衣装を身にまとった菊人形が飾られています。
今年のテーマは「天地人・越前」とのこと。





会場をあとにし、メガネフレームで有名な鯖江市にある酒蔵「加藤吉平商店」へ。
醸造アルコールを一切使用しない完全純米酒蔵。しかも全ての商品が1年以上の熟成酒というこだわりの酒蔵。昭和43年に日本で初めて大吟醸酒を商品として販売した歴史もあるようです。
「梵　日本の翼」は、海外のコンテストでグランプリを受賞しているほか、日本政府専用機正式機内酒とのこと。

蔵元で直販していたため、2本購入してきました。
そのうちの1本「梵 中取り 純米大吟醸　無濾過生酒」。行きつけの酒屋で試飲したことがあるのでその旨さは確認済み。グラスに心地よい音を出しながら注がれると、白ワインにも通ずるフルーティな香り。熟成を物語る黄みがかった色味。山廃らしいのですが、それが感じられない風味。粘性が強い、しっかりとした旨み。
料理ではなく、この酒メインで味わいたい1本です。


カテゴリ　　　 純米大吟醸酒
原料米　　　　兵庫県産山田錦　100％
酵母　　　　　？
精米歩合　　 50％
日本酒度　　 ？
酸度　　　　　 ？
アルコール度 17～18

720ml　　　　1,890円
独断評価　　★★★★


最後は越前海岸の本日の夕焼け。
日本海の冬の味覚「越前ガニ」の解禁は11月6日。いよいよあと一週間。
このあたりには越前ガニを売り物にした旅館、民宿、食事処が並びます。
静かな港町でしたが、これから、熱い冬がやってきます。

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