今宵の一本(白岳仙) [日本酒(福井)]
土日勤務後の振替休日。ぶらリ酒蔵へ。
蔵で直販をしている安本酒造。秋頃にも登場している酒蔵です。
■「白岳仙 吟 にごり酒」(福井・安本酒造)
カテゴリ 吟醸酒
原料米 山田錦(兵庫県三木地区産)
酵母 ?
精米歩合 50%
日本酒度 ?
アルコール度 16~17
720ml 約¥1,300
独断評価 ★★★☆
早瀬浦の浦底の滓は瓶底1cmほど、こちらは肩までもろみ状態。
わずかな上澄み(左上)と撹拌後(右上)。撹拌後はまさに甘酒のような見た目。
口に含んだ際に感じるとろみ、ザ・にごり酒。今回、ガスは感じられませんでした。
わずかに醸造アルコールを添加しているため、後味は意外にさっぱりとしています。
今宵は鮭のはらす焼きとともに。たっぷりの脂もおろしでさっぱりと。
これを飲んで、にごり酒との出会いを思い出しました。
忘れもしない1990年代半ば、早春の吉祥寺。
サンロード内の「はなめんてい」(現「猿蔵ENZO」)で飲んだ
「魚沼酒造・天神囃子にごり活性生原酒」。
当時、キャラクターの濃い店主(社長)に薦められるがままに注文。
その甘酒のような見た目、どろどろの喉ごし、舌に感じる米のかけら。
「こんな日本酒もあるのか」と驚嘆し、舌に味が刻まれました。
サイトを見ると、まだメニューにあるようですね。しかも大人気と。
色々と日本酒を教えてもらった店ですが、その後好みも変わり(新潟の地酒しか置いていない)、
名物社長も接客から離れたため、しばらく訪問していませんが、久しぶりに訪問したい店です。
1年前なら歩いて行ける距離だったんですが・・・(涙)
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